もえさが解決録

恋愛運を高める神社参拝の作法

Sanpai

神様に願いを叶えていただくには、きちんとした作法を身に付けていなければなりません。恋愛運を高めるための、神社参拝についてご紹介します。

恋愛運を上げるためには“恋愛成就の神社に行ってお参りをすれば良い”と思っていませんか?

神様のことを何も知らず、正しい作法も行なわず、自分の願いを叶えて欲しいというのは、あまりにも都合が良すぎるというものです。 ここでは、神社参拝の基本から、願望を叶えやすくする方法などをご紹介していきます。きちんとした作法を身に付けて、貴女の愛を叶えてもらえるようにしましょう。

縁結びにご利益があるといわれている神社が、日本全国に多数存在します。出雲大社や気多大社、地主神社、東京大神宮…有名な神社には、縁結びや良縁、恋愛成就を願う人が、多数足を運んでいます。縁結びの神社が近くにあれば良いのですが、なかなか足しげく通うというのは難しいでしょう。 でも、焦る必要はありません。実は貴女の近くに、縁結びにご利益のある神様がいらっしゃるのです。それが、産土神(うぶすながみ)と氏神(うじがみ)なのです。産土神とは、その土地を守っておられる神様のこと。氏神は、元々は血縁関係にある一族を守る守護神だったのですが、その後、一族につかえていた人やその子孫もお守りされるようになりました。さらに時を経て、産土神と混同されるようになり、その土地をお守りする神としてお祀りされるようになったのです。

恋愛運を高める神社参拝の作法イメージ

この、貴女が生まれた土地をお守りくださっている産土神・氏神を第一にお参りすることが、恋愛運はもちろん、すべての運を上げるためには大切なことなのです。生まれた時からずっと守ってくださっている土地の神様をないがしろにしてはいけません。産土神・氏神にお参りせずに、他の土地の縁結びの神様にお願いしても、効力は弱くなってしまいます。

産土神・氏神がわからないという方は、各神社庁に訪ねると教えてもらえます(注:中には調べられない場合もあります)。ホームページで検索できるところもあるので、調べてみると良いでしょう。

しかし、結婚や独立などにより、生まれた土地の神様にお参りすることが容易にできないという方もいるでしょう。そのような方は、現在住んでいる土地の産土神・氏神が祀られている神社に足を運びましょう。 産土神・氏神にお参りするのは初詣だけ!と言わず、ふとした時に神様をお参りするようにしましょう。足しげく通い、神様とコミュニケーションをとることで、願望は叶いやすくなっていくのです。

自分の土地の神様である産土神・氏神にお参りをしたら、今度は目的に応じた神社に行ってみましょう。 縁結びや恋愛成就のご利益があるとされているのが、大国主命(オオクニヌシノミコト)、伊弉諾尊(イザナギノミコト)、伊弉冉尊(イザナミノミコト)、素戔男尊(スサノオノミコト)、櫛名田比売(クシナダヒメ)、木花咲耶姫命(コノハナサクヤヒメ)、豊玉姫命(トヨタマヒメ)、神皇産霊神(カミムスビ)などが有名です。

この神様がお祀りされている神社にお参りすると良いでしょう。

では次に、神社を参拝する時のマナーをご紹介します。
せっかく神社にお参りしても、マナーを守っていなければ、神様にそっぽを向かれてしまいます。
逆に礼儀正しくお参りすれば、神様も放っておけないでしょう。正しく参拝し、運気を上昇させましょう。

参道の歩き方

鳥居の先は、神様がいらっしゃる聖域ですので、鳥居の下でまず一礼をしてからくぐりましょう。帽子やサングラス、イヤホンなどは外します。

鳥居から拝殿まで続く道を参道と言いますが、参道の真ん中は「正中(せいちゅう)」と呼ばれ、 神様が通る道とされているので、できるだけ真ん中を避けて歩くようにしましょう。

恋愛運を高める神社参拝の作法イメージ

お清めの仕方

神社に参拝するには、海や川に浸かって身を清める禊が行なわれてきました。それを簡略化したものが、手水舎です。お参りをする前に、手水舎でお清めをします。 正しい作法は以下の通り。

  1. 柄杓を右手で持ち水をすくい、左の掌にかけます。
  2. 柄杓を左手に持ちかえ、右の掌に水をかけます。
  3. 再び右手に持ちかえ、左手に水をため、その水で口をすすぎます。
    口をすすいだ水は、溝にながします。柄杓を口につけてはいけません。
  4. 柄杓を垂直に立て、残った水をつたわせて柄杓を清めます。
  5. 柄杓を元の位置に戻します。

注)1回すくった水で、1~4をすべて行ないます。

恋愛運を高める神社参拝の作法イメージ

参拝の仕方

身を清めたら、いよいよ神様にお参りをします。姿勢を正し、きちんとした態度で参拝しましょう。

  1. お賽銭を静かに賽銭箱に入れます。金額は自由です。
  2. 鈴を鳴らします。鈴は、神様に「これからお祈りします」という合図です。
  3. 二回礼をしてから、二回柏手を打ちます。
  4. お祈りをしたら、最後に一礼をします。

注)出雲大社では、柏手を四回鳴打ちます。神社により、参拝の方法が異なる場合がありますので、事前に確認をしてからお参りしてください。

誓いを立てる

ここで、ポイントとなるのが、お祈りの仕方です。 神様に自分の存在を認識してもらうために、まずは自分の住所、名前をきちんと言いましょう。そして、必ず神様に感謝の気持ちを述べてください。

ついつい私たちは、願いを叶えて欲しいという気持ちが先に立ち、「彼と結ばれますように」「いい人が現れますように」などと、「お願い」をしてしまいますが、感謝の言葉もなく、願いごとだけ伝えるのは大変失礼にあたります。そして、ここが重要なのですが、「お願い」をするのではなく「誓いを立てる」という意識で参拝してください。「自分はこういう努力をします」ということを、神様に伝えるのが大切なのです。

例えると、「できるだけ彼を思いやり、料理や家事がこなせるよう努力しますので、来年結婚できますようにお願いいたします」「自分をどんどん磨いて行き、人と出会うよう努力しますので、良い結婚相手との出会いを授けてください」というように、どのように自分が努力するかを伝えた上で、開運していただけるようにお願いすると、より願望が成就しやすくなります。

恋愛運を高める神社参拝の作法イメージ

人が、きちんとした態度でお願いされると力になってあげようと思うように、神様も正しい作法でお祈りすれば、幸運を授けようとしてくださります。その結果、貴女の恋愛運も上がり、願いも叶うことになるでしょう。

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