片時も忘れなかった初恋の糸と、20年振りに再会できました！

中学生のときの初恋の人に無事再会出来ました。

先日、中学生のときの同窓会がありました。私はいつも以上のメイクに衣装に気合を入れて、どこから見ても他のクラスメイトに負けない若さのオーラを出している自分をアピールできる体勢が整っていました。と言うのも、私にはどうしても逢いたかった人が居たのです。それはちょうど中学２年生のときに転校してしまったS君です。

実はそのとき、私はS君のことが好きで好きで、どうしようもなく好きで、ラブレターも書いては下駄箱の前で引き返したり、席が隣同士になっただけで毎日がドキドキしながらも楽しかったり。しかしクラスが一緒になって喜んでいた一学期が始まった矢先、私は交通事故で入院する羽目に。そのまま残りの一学期は２／３休むことになり、夏休みに入ってしまいました。ようやく二学期になり出席するとS君は夏休み中に急にお父さんの仕事の都合で転校してしまった後でした。 そのS君に逢える、と喜び勇んで出掛けた同窓会。しかしS君は欠席でした。

もうとにかくショックで折角の楽しいはずの同窓会を、他の友人にまで陰気な思いをさせてしまいました。でも逢えなかったからと言って諦めるのではなく、逆により一層想いが募ったのでした。そんなとき、ふと目に留まった女性セブンに掲載されていた電話占いの「もえさが」の広告。“縁切り・縁結び専門鑑定”の言葉に引かれて思わず電話しました。

この手紙を書きながら先に申しますと、私は理科の教師をしているので、いまいち占いですとか鑑定ですとか、心の底からは信じられなかったのですが何だか考えが変わっちゃいました。何組ものカップルの愛を復活させているという霊能者ということで、紹介された愛名先生は、私が詳しいことを話す前に、「凄く長い間、思いつめているお相手とのことね。そう、中学生くらいの貴女が視えますね」と、仰いました。その言葉にそれこそ電流が身体に走るのを感じたのです。

その後の鑑定中は、ただひたすらうなずくことばかり。当時のS君の姿や印象も、私が病院のベッドの上でどんな気持ちでいたかとか、淡々と先生に語られて聞き入るばかりでした。そしてなんと現在のS君の様子も、霊視によって先生はわかったそうなのです。そして先生は、「今度貴女は東京への会議出張があるはずですよね」と何を突然？と思いながらも聞いていると、新千歳空港へ向かう快速エアポートの２両目の窓際に座りなさい、とかなり具体的に仰ったのです。そして「何が何でもSさんと逢いたいなら、他人を押しのけてでも席を確保するのです」と。

その後の結果はこうしてお礼の手紙を出していることからおわかりかと思います。そうなのです。実はそのとき私の隣に座った男性が、実はS君だったのです。S君もこれから出張で空港に向かうところだったのです。先日の同窓会も出張で出られなくて、凄く残念だったと言っていました。しかしその場は積もる話には余りにも少ない時間でしかなく、連絡先を交換して後ろ髪を引かれながらも別れました。

その日の夜、もう一度、電話占い「もえさが」の愛名先生に電話しました。これからその縁を強くしていけるかどうか、それは貴女次第なのよと諭されました。S君に聞きたかったけれど、どうしても言えなかった「今は独身？付き合っている人がいる？」という言葉。でも霊視によると特定の女性の姿は見えないと愛名先生から言われ、今の私の心は決まりました。20年分の思いを彼にぶつけてみよう、そう思っています。

北海道小樽市　安積裕子さん　教師